2013.11.05 UP

第4回 東京アンデパンダン展

アンデパンダン_s
会期:
2013.11.15 fri - 12.1 sun
企画:
東京アンデパンダン実行委員会
入場料:
無料
主催:
EARTH+GALLERY
時間:
11:00-19:00  ※月曜休廊

この度、深瀬記念視覚芸術保存基金 代表・深瀬鋭一郎氏の発起により、gallery COEXISTにて開催されていた東京アンデパンダン展は、2012年、木場にリニューアルオープンしたgalleryCOEXIST-TOKYO/ EARTH+GALLERY、!F EARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)にて引き続き開催する運びとなりました。

会期中は、通常展示(展覧アンデパンダン)の他、来場者の人気投票と販売(入札アンデパンダン)、出展作家による作品説明会(説明アンデパンダン)、オープニングパーティーでのパフォーマンス(上演アンデパンダン)の4部門で開催致します。




【第4回 東京アンデパンダン展 実施概要】

会期:2013年11月15日(金)~12月1日(日) 月曜休廊
開廊時間:11:00~19:00  ※最終日は、17:00終了

展覧アンデパンダン(展覧会)
入札アンデパンダン(人気投票+販売)
説明アンデパンダン(出展作家による作品説明会) 11月23日15時~
上演アンデパンダン(オープニングパーティーにおけるパフォーマンス) 11月16日 17時~

会場:EARTH+GALLERY (アースプラスギャラリー)




 

二十一世紀初頭のアンデパンダン展のための檄文(第4版)

──震災後のアート相対化の中で

二〇〇八年、世界は米国サブプライム・ローン問題に端を発して大恐慌以来の経済危機に陥った。その未曽有の不況のさ中に発表された「二十一世紀初頭のアンデパンダン展のための檄文」(初稿)は、ジョルジュ・スーラ、ポール・シニャックらが一八八四年に創始した、出展料さえ支払えば誰でも出展できる「アンデパンダン展」という展覧会形式を美術作家のサバイバル策として再活用しようと呼び掛けるものであった。

一九四六年から開催されてきた「日本アンデパンダン展」に加え、「横浜開港アンデパンダン展」や「東京アンデパンダン展」、「3331アンデパンダン展」、「日本橋アンデパンダン展」などが始まった。二〇一〇年一二月には、日本、横浜開港、東京、日本橋の四つのアンデパンダン展の実行委員長が国連大学ビル一階GEOC展示室で会合し、広報連携、共同ポータルサイト開設、トークショー開催など「アンデパンダン展相互の連携体制」を構築することに合意した。いわば、アンデパンダン連合の成立である。

二〇一一年三月には東日本大震災が発生し、文字通り余震の中、新国立美術館で開催された第64回日本アンデパンダン展のシンポジウムや、同五月にBankART Studio NYKで開催された第2回横浜開港アンデパンダン展の懇話会では、日本・横浜開港・東京アンデパンダン関係者や研究者・キュレーターによる議論が行われ、二〇一〇年一〇月から翌年五月には、東京都現代美術館の常設展として「クロニクル 1947-1963|アンデパンダンの時代」が開催された。

サロンの審査員達が前衛作品を落選させることへの対抗策としてフランスで始まり、戦後の日本では労働運動等とも結び付いて発展してきたアンデパンダン展は、現代の日本では、同じ「無鑑査、無褒章、自由出品」のテーゼのもと、経済危機や震災後のアートの相対化により他者を頼り難くなったアーティスト達による自主イニシアチブとして、震災復興のための義捐金チャリティも含め様々に活用されている。「アンデパンダン」とは限らず、様々な名を冠され開催されている。

もとより、アンデパンダンの「自主独立」は、自由の条件であり、未来に開かれた可能性をもたらすものである。例えば、ニコニコ動画もYOUTUBEも、同様の原理に基づく自主投稿の仕組みである。モバイル端末とネットによるユビキタス(いつでも、どこでも、だれでも)世界、有体物よりも液晶画面の中にリアリティを紡ぎだす現代社会の中でも、アンデパンダンなるものは、その自由度により如何様にも展開できよう。

このような社会状況において、アンデパンダン展を組織する意義は高いものと思料し、引き続き全国の同志とともに組織していくものである。




【 入札アンデパンダン 】 ※会期中開催

本当の人気とは何でしょうか。「真の人気」とは、「身銭を切っても入手したい」という人がどのくらい現れるかによって測られるものではないでしょうか。
観客の方々には、「身銭を切っても入手したい」出展作品に1円以上の任意の値段をつけて入札していただきます。観客1人が何作品に入札しても結構です。その価格で作家が販売してくれるかどうかは分かりませんが、各作品への最高額を入札した方には、作家がその価格に納得した場合、実際に販売してくれる可能性があります。
作家が「価格交渉次第で販売しても良い」と考えた場合には、東京アンデパンダン展実行委員会が入札者との間で交渉を斡旋します。
「身銭を切っても入手したい」という人が最も多く現れた作品の作家が個展開催の権利を手にします。

【 上演アンデパンダン 】 ※11月16日(土)オープニングレセプション時 17時〜開催  (入場無料)

歴史上有名な「読売アンデパンダン」では、風倉匠が自らを展示物として「事物」という展示を行いました。パフォーマンスの出展です。これは物議をかもしました。果たして、アンデパンダン展において、展示物は絵画や彫刻であるとはいったい誰が決めたのでしょうか。上演は展示ではないのでしょうか。
絵画や彫刻の作家だけではなく、パフォーミング・アートのアーティストたちもまた発表の場を求めています。「東京アンデパンダン展」は、こうした上演者に自主参加上演の機会を提供します。オープニング・パーティで自主上演することができます。制限時間は1名5~20分。
これから演者として立ち上がっていきたいエマージング・アーティストも歓迎です。

【 説明アンデパンダン 】 ※11月23日(土)15時~開催 (入場無料)

プレゼンテーション・カフェなど、アートも含む様々な業種・分野で、参加者が自主的にプレゼンテーションする催しが方々で行われています。プロ・アマチュアの区別なく、制作にかけた思い、展示にかけた思い、伝えたい思い、これらは出展者が共通に持つものでしょう。1人10分ずつ、その思いを皆に聞いてもらいませんか。アンデパンダン展期間中の1日、深瀬をはじめスタッフは希望した全員のプレゼンテーションを聞きたいと思っています。

二十一世紀初頭のアンデパンダン展発起人 深瀬鋭一郎




お問い合わせ先

EARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)
東京アンデパンダン実行委員会宛

〒135-0042 東京都江東区木場  3-18-17  1F
Tel/Fax 03-5809-9949
info@earth-plus.net