2017.07.15 UP

石川慎平 個展「active」

201708_ex_「sign」
会期:
2017.8.5 sat - 8.20 sun
入場料:
無料
時間:
11:00-19:00 ※最終日17:00まで

 この度、EARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)では新進気鋭の現代アーティスト石川慎平(いしかわしんぺい)の個展を開催いたします。
東京都出身の石川は、2014年に多摩美術大学大学院彫刻専攻を修了。意識的な形と、無意識のイメージを共存させることで、「感じる/想像する」という人間のもつ最も曖昧で新鮮な感覚に揺さぶりをかけるような作品の制作、発表を始めます。2014 年、弊社が主宰する第5回東京アンデパンダン展に出展、人気投票上位者に選出され、上位に選ばれた作品「package」では、人が「そこに存在する気配」を木彫立体で表現しました。形態的・視覚的に人の表情や細部を覆い隠すことで「人体彫刻が観客側に干渉しすぎてこない」ような佇まいを表現したという「package」は、明らかな異形でありながら、作家にとっては「空間を彩る一輪の花のように心地良いもの」なのです。
また、「“気配”は木の中から立体として削り出されることで、永遠の時間軸に乗り固着する」、と作家は言います。一本の木から彫り出され、素性が覆い隠された作品「core1‒3」はそれぞれ、転写プリント、人工毛、ラップなどで身体上部を覆われ、鑑賞者は隠された人物像を無意識的に追求し、” 見える、見えないの間” で、強烈な「存在の気配」に翻弄されます。
今回の展示「active」では、表面を彫り、塗料を塗ることで、木と空間の間に人物を表出させ、表情を隠すことで個人を解体し、匿名性がうまれた人物を「ヒト」として記号化した作品シリーズ「sign」を展示予定。それらは、人物の内面性ではなく、存在のみに焦点を当て鑑賞者の身体記憶に訴えようとします。また、写真に透明樹脂をかけ像を解体し、形状を失い要素(ここでいう要素とは人物、風景、男、女、大人、子供といった外面的なものや、楽しい、嬉しい、哀しいといった内面的なものである。)のみを残し記号となった物質を、固めることで再構築する「active memory」シリーズを発表予定。記録として残された写真は、再構築されることで、鑑賞者の記憶へとつながり、感覚を呼び起こす装置となることでしょう。

是非この機会に石川の新たな試みをご高覧いただきますよう、ご案内申し上げます。

石川慎平 HP:http://shinpeiishikawa.wix.com/artworks

201708_ex_sign














「 s i g n 」檜、鉛筆、アクリル絵の具 h35×w10×d6㎝/2017









201708_ex_active memory







「active memory」透明樹脂、写真  h10×w15×d1㎝/2017




201708_ex_core


























「core 1-3」木、人工毛、ビニール、転写プリント 140×15×20cm/2014










201708_ex_package-b.s























「package」 楠、人工毛、グリッター 180×60×40cm/2014




 

石川慎平 SHINPEI ISHIKAWA

 

1989 東京生まれ

2014 多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了

■個展

2013 「石川慎平展」ギャラリィK/東京

■公募展/グループ展

2012「第97回二科展」 国立新美術館/東京

2012「I Love The Earth」 玉川高島屋/東京

2012「弘益国際芸術祭」 弘益大学/韓国

2013「SCULPTOR DRAWINGS」 六本木画廊/東京

2013「ON PAPER 2013」 多摩美術大学美術館/東京

2013「三儀国際木彫芸術祭」 三儀/台湾

2014「第5回東京アンデパンダン展」 EARTH+gallery/東京

2014「SUPER OPEN STUDIO」 pimp studio/東京

2014「AKITEN」 八王子市街空き店舗/東京

2015「三浦かおり石川慎平2人展《存在の気配》」 EARTH+gallery/東京

2015「OPEN STUDIO 2015」 BankART Studio NYK/横浜

2015「SUPER OPEN STUDIO」 pimp studio/東京

2016「中二病展《関連企画:発泡屋台》」市原湖畔美術館/千葉

2017「Art Meeting 2017展」 Gallery Q/東京

2017「アクリルガッシュビエンナーレ2016」 ターナーギャラリー/東京

2017「IAG AWARD 2017 EXHIBITION」 東京芸術劇場/東京

■受賞歴

2012「第97回二科展」 彫刻部特選

2014「第5回東京アンデパンダン展」 同率2位

2017「アクリルガッシュビエンナーレ2016」 入選

2017「IAG AWARD 2017」 入選